ELLEGARDEN・休止について２

エルレがベスト盤をだすようですね。
細美さんがさらっと日記で触れて、全部持ってるやつは買わなくていいと思う。なんて言ってますが、じゃあこれはなんのためのベスト盤なのかと単純に疑問を感じるのですが。ファンの為のCDではないだろうし、そうなると会社の意向なのかなって推測してしまうのがほとんどの方の意見だと思いますけども。なんかこういうバンドがベスト盤出しちゃうってのが本当に違和感バリバリだし、ちょっと悲しいです。一個人としてあんまりベスト盤が好きでないというのもあるけど、ベスト盤じゃないCDを出して欲しかったのにな、って思ってしまう。
JAPANのインタビューも読みました。わかったようなわからなかったような…正直私としてはふわふわとしたインタビューでした。メンバーの意向で細美さんだけインタビューという形になった、ということだったけどやっぱり細美さんだけじゃダメだったように私は感じました。インタビューの中で何度も「他のみんなは違うって言うかもしれないけど」というようなフレーズが出てきて、自分一個人ではなく、バンド代表のインタビューであることを凄く意識した内容になっていて、けっしてそれは間違いではないのだけど、なんだろう、最初に一読した感じではガツンと伝わってくるものがなかった。だからと言って、どういう内容だったら良かったのか、とは言えないし、これは個人の感覚的な問題なのかもしれないし。ことこまかくありとあらゆることを話せというわけではないけれど、まだぶっちゃけられるような状態ではないのだなぁと思ってしまったかな。直後だというし当たり前か。

ただ、山崎さんが言っていたように、誰しもバンドでは起こりうる壁を、今のエルレには乗り越えられる体力がなかった、ということが読んでいて一番わかったことだったかもしれない。ELLEGARDENの為に休止する、そういう事なんだと。無期限にした理由もよくわかった。
でもね。ソロで活動をしてエルレにまた戻ってくるっていうのは並大抵の容易さではないと思うんです。タイプの違う他のバンドの話を持ちだして恐縮ですけど、ラルクはやっぱり奇跡だったと思うんです。ラルクが復活した時は正直嬉しすぎてよくわからなかったけど、後になって考えると本当によく復活したなーって思うし。ラルクみたいになるのがきっとバンドの休止後としては良い形だと思うんですよね。まぁラルクも当分またソロ活動なわけですが…。サザンだって無期限休止して屋台骨を下ろさないように、成功したバンドの屋台骨のでかさというのは計り知れないものだと思います。名曲も、ファンも、捨てるには惜しいものがいっぱいある。時にはそうであっても捨てざるをえない状況で数々のバンドが解散してきましたが、そういう結果にならなかったのなら。信じるしかないのかもしれませんね。ラルクがライブで復活を決意したように、エルレもライブバンドらしくもしかしたらライブで復活を決めるかもしれない。笑顔で迎えるのも、見守るのも、見送るのも、ちゃんとできるように待っているしかないのだと。
前回と言ってる内容あんま変わってないや、まいっか。